シニアとゲーム②
前回のつづき
ゲーム初心者の70代の生徒さんと一緒にゲーム。
ゲーム友達皆無の私からしたら。ウキウキで数人でやりたかったゲームをする訳です。
ある程度は心構えをしてたはずなんです。
パソコン初心者を相手にした商売をしてるので。
でももっと体感的に錯覚していたのが、コントローラーの握り方でした。
パソコンでもマウスを平気で逆さまに持つ方もいらっしゃるのをすっかり忘れて、何も伝えずウキウキでゲームを始めてしまったのです。
始まってからキャラクターが動かない事で気付きました。
同時押し、ジャイロ、スティック操作、Aが決定、Bがキャンセル…
全部自分には染みついた当たり前の操作が全て初めてなんだと。
それから比較的操作が少なくても出来るゲームをチョイスしてする事を決めました。
テレビゲームが流行してた頃はこの方は子育て真っ只中。息子さんには買ってあげてたゲームも、何が良くて楽しんでたのか分からなかったそうです。
やっとのことでテトリスをした時に
「あぁ!これは息子に買ってあげたゲームよ!息子が寝た後に何がそんなに面白いんだかと思って、内緒にトイレで隠れてゲームしてたわ!」
と言われてたし、
ドラクエをした時は
「このゲームも息子がテストで良い点を取った時に買ってあげたわ!こんなに真っ直ぐ歩くのも大変なゲームだったのね!…あと色々めんどくさいのね。さっきの人が言ってた事わすれたわ。また村に戻らないと」
とマップの壁という壁にぶつかりながらぶつぶつ言われてた。
私は考えを少し変え、パソコンは触れるのだから、パソコンで出来るゲームをしようと思って麻雀ゲームをしようと思った。
麻雀は頭の体操!とよく言われてたから。
ところが私は全く麻雀は通ってきてなかったのでルールを知らない。
役とは?自風?ナニソレ???
多少覚えてきたものの今もまだコツコツ雀魂を練習中。
今度新しくNintendo Switchを買う事を決められたので、今度はSwitchスポーツを一緒にする事になった。
まずは操作を覚えないと…と、先日私も購入したが、早速全身筋肉痛。
生徒さんと一緒に運動不足を解消しようと思う。
そう、これは生徒さんが考えた理想の老後。
もし、車の免許がなくなって、外に出るのが少し億劫になった時でも、ゲームがあれば家で運動が出来るじゃない!年取り過ぎてからでは遅いわ!
今から覚えないと!
私もそんな老後が良いな。
この方の老後の過ごし方は私も理想の老後の姿。
願わくばいつまでも元気で、一緒にゲームをしてほしいな。
まだこのブログの使い方がよくわかっておらず、読者?になってくださったりなんかマーク?をつけてくださってありがとうございます。
励みになります。
あめ
シニアとゲーム
私の出会った方で付き合いの長い女性の方がいます。今や生徒さんでもあり、ゲームフレンドでもあります。
出会った頃は60代。今は70代。定年退職をされて、さて何をしようかという頃に教室に来られました。
うちは主に超初心者のパソコンを教えている教室です。
「マウスなんて触った事ないわ!」
「ドラッグ!?そんな危険なことしたことありません!!!」
と、こっちも一瞬何のことを言ってるのか分からなくなるほどビックリするような事を言われることもしばしば…。
そんな超パソコン初心者の方が、再就職に有利だろうと、今どきパソコンくらい触らないと就職出来ないだろうと言ってこられました。
結局再就職先は全く関係のない所に行かれましたが、それから紆余曲折、仕事が慣れてこられたかな?という頃に、ご主人と離婚される事になり、今までどんな生活をしてきたかを赤裸々に教えてくださいました。
それはそれは長いご苦労だったと思います。
家を閉め出されたり、暴力を振るわれたり…、
離婚の申し立ても何度も拒否され、裁判にもなり、最近ようやく万事解決され、やっと自分から他のお友達に離婚したことを話せるようにまでメンタルが回復されました。私の知ってる限りでは3〜4年弁護士さんとやりとりされていたように思います。
ようやくです。自分のこれからについて考えるようになった、これからこういう生活をしたい、と色々夢を語ってくださるようになりました。
その中の一つがゲームでした。
シニアのゲームの大会をテレビで観たそうです。
自分より年配の方々がコントローラーを握って操作をしてる!白熱してた!楽しそうだった!
…らしい。
ゲーム好き&ゲーム友達皆無の私としては
「これ幸い!布教チャンス!!!」モードに突入するわけですが、
考えが甘かった…。
そう、初心者なのです…。
ちょっと長くなったので
続きは後ほど…
あめ
はじめましてのプロフィール
はじめまして、”あめ”と申します。
かんたんなプロフィールです↓
しごと:シニア向けの小さい教室を経営しています。
趣味:程よい距離間の推し活(ゲーム、漫画、アニメなどの隠れ古参オタク)、御朱印めぐり
年齢:なんとか30代
仕事について
もともとおばあちゃんっ子だった私は、その大好きな祖母が急に亡くなり、一緒にやりたかったことが色々あったのにできず、悔やんで、その世代の方たちに”役に立ちたい・恩返しがしたい”と、思って始めたのが今のシニア向けの教室です。
趣味について
シニア世代の方たちは”オタク”=”気持ち悪い”というイメージを持たれている方も多く、今はかなり隠れて推し活をしています。(アイナナ大好き)
そして、それを覆したいとも少なからず思っていて、少しずつ布教もしています笑
知ればたのしいと思えることいあるかもしれないのになぁ~と。
見えない壁みたいなことがあるのは重々承知ではありますが。
このブログをはじめようと思ったきっかけは、
私は”終わり”に向き合うのがすごく苦手なのですが、向き合い方を考えたいと思ったからです。
人として生きてる限り必ずそれはやってくるわけで…。
RPGのゲームですら、ラストダンジョンまで到達すると「ああ、もうすぐこの物語は終わってしまうんだ…」という気持ちになるのが嫌でゲームを頓挫してしまうし、
退社した会社の人とは二度と連絡とらないし、
食べ物の最後の1個はなんだか食べづらい。
そんな私がシニア向けの教室を始めたら、ゲームの終わりどころか、ひとの人生の終わりと向き合う機会が増えてしまい、
それと同時に、一緒に終わりに関わってくれる人、一緒に考えてくれる人も増えたため、自分なりに整理していきないなとも思ったからです。
言葉にまとめるのは苦手ですが、
頑張ってつづっていきたいと思います。
あぁ、やっぱり数日後読み返したら書き直したいところがいっぱいでてくるんだろうなぁとか思いながら、とりあえず書くところから始めてみたいと思います。
ここまで読んでくださった方がいらっしゃったらありがたいです。
励みになります。
あめ